こどもの矯正歯科

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BSFT
呼吸-嚥下機能療法

適切な歯並び
健全な成長発育を促す
新しいカタチの小児矯正
次の変化が期待できます!
  • いびきの改善
  • 睡眠時無呼吸の改善
  • 咀嚼機能の改善
  • 鼻づまり
  • 学習能力・集中力の向上
  • かっこいい、かわいい顔貌獲得
  • 運動能力の向上
  • 喘息の改善
  • 姿勢の改善

BSFT(呼吸-嚥下機能療法)とは?

これまでの矯正歯科治療は、悪くなった歯並びを「力技」でキレイにしていく方法でした。しかし、この方法は「歯並びが悪くなった根本的な原因」へのアプローチではないため、治療後に歯が少しづつ動いてしまう「後戻り」が生じることがあります。

歯並びが悪くなる根本的な原因は口腔機能発達不全症(保険病名)により「顎の形や位置が変化」してしまう事です。

分かりやすくお伝えすると、5人掛けの椅子に6人が座ると、デコボコに座る必要があります。歯並びも同じです。歯は顎という土台から生えますので、顎が狭いと歯が適切に並ばずデコボコになります。

また、歯並びの悪さは見た目の悪さだけでなく、次の問題も引き起こします。顎が小さくなり下顎が後方に下がると、気道が狭くなって低呼吸になります。呼吸をしやすくする為、自然と顎は前に出たり、前傾姿勢、猫背になります。また血中酸素濃度が低下する事で、顔が浮腫み学習や運動能力を低下させてしまうこともあります。
つまり、単に歯並びを整えるだけではなく、「顎へのアプローチ」「呼吸へのアプローチ」「姿勢へのアプローチ」「口腔周囲筋へのアプローチ」が大切です。

これを達成させるのがBSFT(呼吸-嚥下機能療法)です。

この治療法により、適切な歯並びの獲得だけではなく、後戻りしない歯並び、かっこいい・かわいい顔貌の獲得、鼻詰まり、いびき、扁桃腺やアデノイドの縮小、アレルギーや喘息の改善なども期待できます。
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後

コラム顎が成長しないことによるパフォーマンスの低下

先ほど、歯並びの悪化は「顎の発育の問題」であること、歯並びが悪くなるだけでなく健康上の問題にも派生することをお伝えしました。これらについて、もう少し具体的にお伝えします。

顎の発育が悪くなると、「気道」も狭くなります。気道が狭くなると、いびきをかきやすくなり、脳への酸素供給が不十分になります。

2021年でアメリカで行われた大規模調査では、週3回いびきをかく子供は脳の前頭葉の灰白質が薄くなり、集中力の欠如や学習障害、衝動行動を起こしやすくなるという結果が出ています。
また、顎の発達不全が鼻咽頭腔(鼻から喉までの部分)を狭くさせ、うまく鼻呼吸できず、口呼吸になります。鼻の免疫フィルターを通さずに、直接お口から細菌やアレルゲンを身体に入れてしまうことになるので、扁桃腺やアデノイドが腫れ、アレルギーや喘息を引き起こすこともあります。
このように、顎の発達不全は、単に歯並びが悪くなる原因ではなく、お子さんの全身機能に悪影響を及ぼします。口腔機能の改善は小児のうちが最も効果を出す事ができるので、成長発育期から口腔機能の改善を促進し、子供のパフォーマンスを最大限発揮できる身体の獲得と自身の笑顔に自信を持てる前向きな心の獲得を目指すことが大切です。

当院で行う「トレーニングや治療」を具体的にご紹介

歯並びが悪くなる原因である「口腔機能」を BSFT(呼吸-嚥下機能療法)で改善する事で歯並びを治します。完全に口腔機能が改善する事で歯並びが改善できた場合は後戻りが起こりません。その為に以下のトレーニングを行います。

①呼吸トレーニング
②姿勢トレーニング
③OMT 顎顔面筋機能療法
④OMT アプライアンスの使用
⑤栄養管理
⑥生活管理

※上記で歯並びが改善しなかった場合、もしくは後戻りが起こってしまった場合は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を利用します。

呼吸トレーニング(Breath Coachメソッド)

口呼吸では、体の二酸化炭素を大量に吐き出してしまい低二酸化炭素状態なっています。この状態は、酸素と結合したヘモグロビンが脳などの体組織で酸素を離し難い状態になるため低酸素状態を起こします。

しかし口呼吸が常態的に行われていると体が低二酸化炭素状態に慣れてしまっていますので、鼻呼吸にする事が難しいです。まずは、Buteykomethodなどによる息止めなどの呼吸トレーングで鼻呼吸に転換する下準備を行います。
必要に応じて睡眠中の血中酸素飽和濃度、睡眠深度、いびき、睡眠時無呼吸状態などを簡易検査します。

姿勢トレーニング(Myofocusメソッド、福田式メソッド)

口腔機能や歯並びに問題のある方の多くは気道が狭くなっており、気道を開く為に顎を前に出し前傾姿勢になります。この事が更なる口腔機能の低下と全身の姿勢の悪化を起こし頭痛や肩こり、手のしびれなどの問題を作り出します。これらを姿勢のトレーニングで改善します。

OMT顎顔面筋機能療法(Myofocusメソッド)

舌、頬筋、オトガイ筋、顔面筋などを中心とした口腔周囲筋の正常化を行う為の筋機能トレーニングを行います。当院では舌圧、咬合力、口唇閉鎖力、頬筋の緊張などを測定し、その結果に基づいてトレーニングメニューをプランニングします。

例えば口の周りの口唇閉鎖力が弱けれ口呼吸や出っ歯になります。こういった場合は口唇閉鎖力を徹底して強化します。

OMTアプライアンスの使用

MyobraceMyomucheePreOrthoなどの筋機能の正常化を主目的とした矯正装置を、ご自宅で昼1時間就寝中使に使用します。この装置は歯並びを治すと共に口空機能の正常化に強く作用します。

栄養管理

食習慣や生活習慣が、口腔機能発達不全症の大きな原因になっている場合があります。
当院では、栄養問診やミネラルをスキャンし、専任の管理栄養士による栄養指導を行います。

生活管理

生活習慣が交感神経優勢状態を作り、口呼吸の原因になっている場合は生活習慣の指導が必要な場合があります。
具体的には、運動力の測定や生活問診を行い、指導を行います。

インビザライン矯正装置

口腔機能の正常化治療でどうしても改善しない場合があります。その際は、マウスピース型のインビザライン矯正装置を利用します。

透明な歯にピッタリとフィットする取り外し式装置で、一日 20 時間の装着が必要です。乳歯が残ってる状態で行うインビザラインファースト、永久歯に生え変わってから行うインビザラインティーンなどがあります。

注目0歳から始められる
お口の機能発達支援「口育」

口育」とは、0歳から始めるお口の機能発達支援で、呼吸・嚥下・咀嚼・発音などを正しく育て、歯並びや顎の成長、全身の健康をサポートする考え方です。

口周りの筋肉や舌の発達が不十分だと、口呼吸や歯並びの乱れ、睡眠障害など、さまざまな不調を招きます。
また、老年期には摂食・嚥下機能が低下し、介護や胃ろうが必要になるリスクも高まります。
こうしたリスクを防ぐため、乳幼児期から正しい呼吸や姿勢、食事指導が重要です。

当院の院長は「日本口育協会」を設立し、「口育士」の育成にも力を入れています。

担当医から親御さんへのメッセージ

矯正治療後に、歯並びの後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を装着する必要があるのが一般的です。しかし多くの方が途中で使用しなくなり、歯並びが後戻りしてしまいます。特に小さいお子さんの場合、自己管理の弱さ故に継続使用ができないケースが多いです。

故に、最も理想的な歯並びの治癒とは、歯並びが悪くなった原因の完全排除によって、リテーナーなどを使用せずとも後戻りが起こらない状態を作る事です。

当院では18歳までの矯正治療管理を基本とし、可能な阻り機能療法を主軸とした後戻りしない矯正を目指しています。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

お問い合わせ・ご予約は0289-62-4184

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